かれこれ5年程この間人(たいざ)という漁師町で旅館業に携わってきた私ですら、鮮魚店に並んでいる「とり貝」と「岩牡蠣」には心を揺さぶられます。



旬を迎える2つの貝をはじめ冬の間人ガニなど、丹後在住の方は海の幸を毎日食べているのかとお客様から尋ねられるが、高級食材とは無縁の住民が圧倒的に多いのが現実。しかし、この「岩牡蠣」と「とり貝」については高級ではありつつも間人ガニと比べれば手が届きやすく、お察しの通り無類の貝好きである私にはとっては、旬を迎える初夏がとてつもなく楽しみなんです。



当館では、岩牡蠣のプランはありますが、とり貝はオプション料理としてご注文頂いております。ご予約の際でも、またはお電話でもお気軽にお申し付けください。


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トリガイは、ホタテやアサリと同じ二枚貝の仲間で、北海道を除く日本各地の内湾域に分布しており、寿司だねとしても利用される高級貝です。トリガイは高水温に弱く、水温が高くなると抵抗力が低下し、環境の影響(特に酸素不足)により死亡してしまうため、多くの地域では夏を迎える前に漁獲されます。しかし、丹後では夏を越えて2年近く生育するため、大型に成長することができます。そのため、丹後の舞鶴湾、栗田湾、宮津湾は、大型の天然トリガイが漁獲される、日本有数の優良漁場として知られています。しかし、丹後で漁獲される大型の天然トリガイは、年によっては全く漁獲できないなど、豊凶の差が非常に激しいことから、大変貴重で高価なものとなっていました。

【丹後とり貝のご紹介】
http://www.pref.kyoto.jp/suiji/12400031.html



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春から初夏に産卵期のあるマガキが秋から入荷してきて春に終了するのに対して、産卵期が長く味が落ちないイワガキは春から秋口まで入荷してくる。また夏が旬である。この岩牡蠣は生で食べるのが一般的で一個食べると、お腹がふくれるほどに可食部は大きい。しかも独特の渋みと、濃厚な旨味がある。マガキ同様、タンパク質、脂質こそ少ないものの鉄分、カリウムなどの無機質、各種ビタミン類が豊富。またなによりも消化性多糖類であり直ぐにエネルギー化できるグリコーゲンが豊富。

【岩牡蠣について】
http://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%82%AC%E3%82%AD



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